こんにちは、モトアス(motoasu)です。
いきなりですが、この言葉聞いたことないですか?
悔いはありません。
多くのスポーツ選手の引退の会見やコメントで多く聞く言葉です。
結論、悔いはないという言葉は本当に信じられないです。
理由は
いまだに思ってしまいます。
未練タラタラです。
そこで、今回は
・自分の競技人生
・悔いの種類
・次につなげる考え方
・まとめ
を書いていきます。
結論、嘘はつきたくない。
今回の投稿はぜひ自分の気持ちに正直になれない人に見てもらいたいです。
最後まで見てください。
まず、はじめに
モトアスって誰?
・元Jリーガー/元アスリート
・公式戦200試合以上出場
・指導者とアルバイトの掛け持ちで生活
・セカンドキャリアの壁にぶち当たり中
こちらで自己紹介もしています。
読んでもらえると嬉しいです。
それでは、いきます!!
【どっちを選ぶ?】悔いなき未来を作りたい人に送る2つの考え方
悔いがないなんてそれは嘘だろう。
見るたび聞くたびに毎回、思ってしまいます。
輝かしい栄光、実績、人気。
多くのアスリートが勝ち取れるものではない。
ほんの一握りなんです、そこにたどり着けるのは。
いざ、引退を迎えコメントを出す機会がありました。
コメントでは
と発言しましたが、内心はこうです。
嘘ついちゃってました、すいません。
でも、ここでは自分の思いをしっかり出して書いていきます。
悔いしかないと思う理由は自分の競技人生が関係していると思います。
プロサッカー人生は準レギュラーどまり
Jリーガーとして14年プレーしましたが、チームの中心として活躍する時間は本当に少なかったです。
誰かが怪我をしたから試合に出る、格下の相手だから出る。
もちろん実力の世界なのでこうした状況も受け入れないといけません。
サッカーの場合は基本的に前後半合わせた(前半と後半の間に休憩が15分)90分の試合です。
ずっと最初に選ばれた11人でプレーすることはまずありません。
途中から出る選手が試合の流れを変える、勝負を決めるということもザラにあります。
それでも最初に出る選手というのは監督からも信頼されてる特別な選手たちです。
そこの枠を掴むために1チーム25〜30人の選手でトレーニングをして先発の座を争います。
ですが、なかなか自分に先発の座は巡ってきませんでした。
悔しい気持ちを持っているから続けてこれた競技人生
もちろんプロサッカー選手として14年も走り続けてこれたのは自分の誇りです。
ただ、悔いがないという気持ちは全くありません。
ベンチメンバーとして試合に帯同して、チームとしてゴールが決まるなか、素直に喜べない自分がいたのは事実です。
何でみんなは喜べるんだろう、抱き合えるんだろう。
それでもチームプレーであるサッカーでは大問題に発展するという予想がある程度立っていました。
問題になり構想外、または退団に追い込まれる選手を何人か見てきたからです。
勝利したとしても何で自分を使ってくれないんだという葛藤の中で家に帰宅して次の日のトレーニングに対して準備する日々。
もっと見てほしい、試合で使ってほしい。
それ以上に自分に腹ただしい。なぜもっと上手くなれないんだと。
悔しい気持ちが悪い方向にいっていたとこもある
まだ若かった自分は悔しい気持ちが悪い方向に向いていた時期もあります。
態度や言動に出てしまうことです。
聞いたことがあると思いますが、いわゆる腐るということになります。
どこが覇気がない、ふてくされた思いが表情に出てしまう。
どこか諦めムードを周りに感じさせてしまう、アスリート界では特に多くの若手によく見られます。
自分は今、指導者をしているので、この光景を目にすることがあります。
自分に対してもそうですが、周りに対してもいい影響が全くないと改めて思います。
今、思う2パターンある悔いの種類
悔いの種類には2パターンあると思っています。
みなさんはどちらでしょうか?
自分の力を出し切っての悔い
今の自分にある力を出し切っても届かなかったものがあります。
また、今も挑戦しているけどまだ届いていない夢や目標もあります。
ただ、それは次につながる悔いになると思っています。
なぜなら、毎日をやりきっているからです。
そして、自分に挑戦しているからです。
方法なのか、知識不足なのか、生活習慣なのか、環境なのか。
今できることに対してやり切ることが次につながります。
これからの自分につなげるために何が必要かを把握しやすい思います。
自分の力を出し切らない悔い
このパターンはやっかいです。
理由は今の自分がどういう状況か自分が整理しにくいということです。
そして、周りから勘違いされやすいです。
こういう経験ありませんか?
態度に出る、言葉に出る、仕事の質に出る。
※こういったことを少なくするためには?
まずは自分自身と向き合うところから始めないといけないと思います。
なぜやりきれないのか?
メンタルなのか?
身体的問題なのか?
環境のせい?
もしくは、ただ怠けていただけ?
いずれにせよ、何かしら原因を見つけるのに時間がかかります。
〇〇ではなく〇〇がどう向き合うか
結論、悔いが残ることにダメなことではありません。
また、上で紹介したどちらの悔いでも次に活かせます。
自分次第で。
気付けるかどうかで。
周りからは
引退する際、やりきったと思うよ。大丈夫だよ、お疲れ様。と言われてきました。
悔しい気持ちしか湧いてきませんでした。
言葉で伝えている自分と心で思っている自分は正反対でした。
なぜこうなったか。
・いいプロサッカー人生だったと思いたかった。
・周りにもそう思って欲しかった。
ただ、自分の場合、すぐ気づけました。
悔しい気持ちしか湧いてこなかったからです。
そして、自分は毎日をやりきっていたと言えないと。
あれ?自分は誰のためにサッカーしてたんだろう?
自分だろう。と。
これから先の人生、考え方を変えないと何をやっても同じことになる。
どちらの悔いでも次に活かすことはできます。
でも、根本の自分と向き合わないと何も変わりません。
また、同じことの積み重ねになると自分の経験から思いました。
まとめ
今回は悔いと悔しさについて書かせてもらいました。
その時々でしっかり自分と向き合えていたら。
整理できていたら。
これも悔いが残りますよね。
それでも過去はもう2度と返ってきません。
過去は忘れて未来に向かっていこうという言葉があります。
自分はしっかり過去を振り返って問題を考えて納得した方が次に向かえます。
今までを無駄にしたくない気持ちが強いかもしれません。
それでも過去の行動は必ず未来に何かの形で出てくると思います。
仕事でも、プライベートでも。
経験ありますよね?
そして、自分は今、人生で初めて自分の気持ちを振り返りながら文字にしてブログに書いています。
これも自分自身への後悔があるからです。
これからも自分自身と向き合うために書いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
モトアス(motoasu)
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